空家を購入する際に、以前に住まれていた住人の大量のゴミがそのままにされている場合があります。タンスに冷蔵庫やテレビなどの電化製品、それに書籍や衣服、布団など、、、廃棄物処理業社にお願いするとお金がかかるし、そうかと言って自分で処理するのもかなり大変です。
できることなら、持ち主に全て処理をした状態で受け渡しをして欲しいのですが、空家を格安で購入した場合、処理費用を持ち主が負担するのをためらう場合もあります。そもそも、高齢者の場合体力的にできない場合もありますし。
家電製品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機など):各自治体で決められた処理費用がかかります。その他、運送料などの手数料も別途かかります。
家具(タンス、本棚、ベッドなど):大型ゴミを捨てられる個数に制限があります。また、持ち運びが大変です。
布団:処理業者が最も嫌うゴミの一つです。全く価値がないそうです。布団は決められた日にゴミ出しすることができますが、田舎の家にはびっくりするほどの多量の布団があると思うので、処理に時間がかかると思います。
殺虫剤など:液体物は処理業社では処理されません。処理してもらう場合は別途費用が発生します。
殺虫剤などの毒物も田舎の家にはたくさんあります。
書籍、衣類、食器:ほとんど価値がなく売り物になるものは期待できません。ゴミとして処理するしかないようです。
膨大な時間と労力がかかっても問題ない場合は、ほとんどのゴミは自分たちでも処理できます。
処理業社に依頼する場合は複数の会社で見積もりを取ってもらいましょう。
我が家のケースでは遠方の業社に見積もりを取ってもらうと、その他より高額でした。
その業者が使用している処理場まで運ばないといけないので、多量のゴミがあると1日で処理できないとのことでした。我が家の場合なんと2台の2トントラックで3日かかるとのこと、、、毎日、1往復しかできないので、また、ガソリン代や高速道路代金などいろいろかかってくるので、高額になるのも仕方ないですね。とっても親切で感じの良い業者さんでしたが、金額が想定よりかなりオーバーしていたので断念しました。
近場の業社に依頼すると随分安くなりました。処理時間も1日で出来るとのこと、それでも、かなりの金額でしたが、、、、。
業社は1トラックにつきいくらといった計算をするようです。
その為、少しでも値段を安くしようと、タンスと電化製品は自分たちで処理するということで、値段を下げてもらいました。と言っても、10個くらいのタンス、2台の洗濯機、3台の冷蔵庫、1台のテレビがあり、それを自分たちでなんとかしなければならないのでぞっとしますが、、、、。
いくつかの業社に見積もってもらい、値段やサービスを比較して、決定されると思いますが、極端に安い場合不法投棄をしている場合もあるので、要注意です。不法投棄は処理業社だけでなく、依頼したお客様も責任を問われますので値段だけで選択するのはやめましょう。
合法な処理業社はしっかり分別作業をして、ゴミを処理されています。
我が家が利用した業者は下記リンクの業者です。
最も安く、手っ取り早く処理できる方法が自分で処理場に廃棄物を持ち込むことです。近場のゴミ置場に大量のゴミを捨てるのは違法ではなくても、これから住むご近所さんの評判が悪くなる可能性があります。
その点、自分で処理場に持ち込む場合は沢山持ち込んでも問題ないですね。ただ、手数料はかかります。たいていキロ単位で計算されます。50KGでいくらとか書かれています。詳細は各自治体へ(自治体のサイトには詳細が記載されています)。
手数料がかかっても、処理業社の費用と比べるとはるかに安いですね。
また、田舎生活で農業を本格的に始められる場合は、軽トラックは欠かせないので、この機会に購入するのもありですね。
ゴミを処理したあとは、引っ越しするまでに、大掃除をすることになるかと思います。
我が家の場合、何度床を雑巾で拭いても、真っ黒になるくらい汚れがこびりついていました。それに、最も困っているのが防虫剤などの臭いです。何十年間もたっぷりの防虫剤が使用されていてのか、強烈な臭いがこもっています。何度、換気しても簡単にはとれなさそうです。
また、トイレや台所など目もあてられないほど汚れている場合があります。人間に害のあるばい菌などが繁殖している可能性もあるので、プロのクリーニング業者に依頼するのもいいですね。我が家が利用した業社はゴミ処理費用ほど高額ではなかったです。
我が家のゴミ処理の話をYouTubeにしました。