雇用保険の手続きには以下のものが必要です。
①離職票ー1、離職票ー2
これは離職された職場からもらえます。
通常離職後2週間以内にもらえますが、遅い場合もあるので、できるだけ早くもらえるように担当者に伝えておきましょう。
僕の場合はできるだけ早くくれるように言いましたが、なかなか送られてこず、催促してやっと離職後、1か月ほどで届きました。
離職する際、新しい住所が決まっていなかったので、実家に郵送してもらいました。
離職票には実家の住所(離職時の住所は別のところでしたが)が書かれており、新しく住むところとは府県も違っていましたが、特に問題はなかったです。
②マイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カード
(市役所で前もって新しい住所に登録を変更しておきましょう)
③身元確認書類
(免許証なども前もって新しい住所に登録を変更しておきましょう)
④印鑑(スタンプ印は不可)
⑤写真2枚
デジカメやスマフォで撮って、自宅でも簡単にプリントアウトできます。
節約になりますね。
ちなみに僕が利用したサイトは
http://shoumeishashin.strud.net/about.html
⑥預金通帳
雇用保険の手続きをする際、求職申込書にも記入します。これにより、ハローワークカードを発行してもらえます。
今後ハローワークで仕事を紹介してもらう際、ハローワークカードを毎回提示する必要があります。
また、自宅でインターネットを利用する際も、ハローワークカードに記載されている求職番号を入力するとより詳しい内容を閲覧できます。
なお、この求職申込書は雇用保険の手続きよりも前にできますし、また退職前にも可能です。仕事をしながら転職活動をする場合はなどにも活用できますね!
雇用保険の手続きをしてから7日間は仕事をしないように注意してください。
雇用保険の受給には失業状態であると認められる必要があり、この期間就職活動や面接などは受けても問題ないですが、採用が決まってしまうと失業状態と認められないので、雇用保険や再就職手当を貰うことができません。
雇用保険の手続きをする際、「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」をもらえます。そのしおりの上に雇用保険説明会の日時が記載されており、必ず出席する必要があります。どうしても出席できない場合は事前に連絡をする必要があります。
説明会では雇用保険の詳しい説明や注意事項などの案内、および、今後必要になってくる雇用保険受給資格者証と失業認定申告書をもらえます。
雇用保険受給資格者証には給付制限の期間、基本手当日当、給付日数などが記載されています。
また、失業状態を確認する為、毎月1回認定日にハローワークに行かなければなりません。この日に行かなければ給付金をもらえないのですが、その時に失業認定申告書を提出し、ちゃんと就職活動をしているかをチェックされます。
ちなみに、自主退職などで給付制限がある人は1回目の認定日の後、2回目の認定日は給付制限の期間後となります。
僕の場合は自主退職で給付制限が3か月です。第1回目の認定日が10月25日なので、第2回目は1月17日となります。
少しややこしいですが、説明会で詳しく説明され、不明な点があればいつでもハローワークのスタッフが説明されます。
職業講習会も決められた日時に必ず参加する必要があります。この講習会を参加するのは求職活動を行ったとカウントしてもらえるので、失業認定申告書を必ず持って行きましょう。申告書の裏面にハンコを押してもらえます。
毎回認定日までに決められた回数の求職活動をしていないと、失業者として認定されないので、注意してください。
なお、この講習会では具体的なハローワークの利用方法や職業訓練の受講などについて詳しく説明されます。
ハローワークでは無料で受講できる職業訓練も紹介していただけます。
職業訓練を受けるには決められた日に試験(適性検査)と面接を受けて合否が決まります。
(地域によっては面接がない場合もあります)
また、給付制限がある場合も、職業訓練を受けると前倒しして給付金が支払われます。
また、職業訓練校までの交通費も支給されます。
(上限があります)
僕の場合は、住まいは伊賀ですが、希望する職業訓練がなかったので、奈良の職業訓練を受験しました。
他府県の職業訓練を受講する場合も申し込みは最寄りの雇用保険を申請しているハローワークで行います。
職業訓練の合否結果については郵送で送られてきます。
合否はテストの出来はあまり関係がないように感じられました。おそらく、より職業訓練を必要としている人が優先されるのかなあと思います。
絶対に職業訓練に行かれたい方は面接で積極的になぜ職業訓練を受ける必要があるのかをアピールしましょう。
僕は奈良の学校を受験しました。奈良は面接がないので申込書に受講理由をたくさん記入しました。
介護コースを受講しますが、介護の経験が全くない旨、また社会福祉に強い関心がある事、地元には今までの仕事の経験を活かせるような就職先がない事などを書きました。
合格が決まれば説明会があり、それには必ず参加する必要があります。
説明会では重要な内容をたくさん説明されるので、遅れないようにいきましょう。
介護関係の仕事をされる場合、各県にある社会福祉協議会の福祉人材センターは利用価値が大きいです。
そもそも、田舎に住むとあまり仕事がないですが介護施設はどこにでもあるし、どこも人材不足です。なので、仕事を探す場合、介護の仕事は手っ取り早いですね。
福祉人材センターの特徴は、登録するのに福祉人材センターの事務所に訪問する必要がありますが、一旦登録するとあとはネットと電話で仕事の紹介をしてくれます。
毎回、訪問して紹介していただかないといけないハローワークより便利ですね。
また、福祉業界が人材不足なためか、福祉センターのスタッフも極めて積極的な印象を受けました。